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中国語の構造の不思議
2007-11-05 Mon 23:53
中国語の文法構造は、西洋と東洋とが融合したようになっているのは、不思議な感じがします。

例えば:
 「私は、カメラを買いたい。」という文を考えますと、中国語では英語のようになります。

 「我想買照相機。」(現代中国語では、「繁体字」と「簡体字」があり、標準語(「普通話」という)では簡体字を使います。ただ、ここでは表記上、繁体字にしています)。

 我=私は
 想=〜したい
 買=買う
 照相機=カメラ
つまり、「買う−カメラを」となっていますね。英語の「buy a camera」と構造が同じです。
しかし、「把〜」という単語を使って、目的語を文中に配置したり、そのまま文頭に配置することができる場合があります。英語の強調構文とは違います。

 「下雨」で、「雨が降る」となりますが、「下」が「降る」という意味に対応します。動詞が前に来ていますね。また、〜?を最後につけると、単純疑問文では、「〜ですか」の「か」に当たります。英語のようにbe動詞が文頭に来たりしません。

 私は、中国語に出会ってから相当年月が経っていますが、最初文法を一通り勉強し終わったときは、そのミステリーさの虜になってしまったほどです^^

 世界史で、世界四大文明として、エジプト、メソポタミア、インダスそして黄河文明を習ったことが記憶に残っているでしょうか? その黄河文明こそ、まさしく中国です。発生から統一と分裂を繰り返し、秦王朝で統一されたあたりから朝貢政治なるものが跋扈しだし、周辺にでき始めた国を国家として認める代わりに貢物を持ってこさせたというものです。自国がいちばん優れている、その優れた国が認めたのだから、認められた国は一人前だとういような考え方ですね−中華思想のはじまりです。清王朝になることには、西太后が行なった垂簾聴政という恐怖支配にまで展開し、ラストエンペラーになり、ついに崩壊します。

 中国の歴史をすごくざっと見ました。このように栄華を誇った中国ですが、統一されていた漢の時代、張騫という人がいて、西方に使者として赴き、途中匈奴に囚われたなど紆余曲折を経て、西方の知識を多数、中国に持ち帰っています。これが契機ともなり、シルクロードが発展しだし、東西の交流が盛んになっています。時代が進み、大航海時代などを経て、ステップロード、マリンロードも開拓されていますし、シルクロードの日本の終着点は現在の奈良あたり(飛鳥京)まで伸び、いろいろな文化がもたらされています。中国語で品物を「東西」というのには、何か歴史のロマンを感じます^^



 中学校、高校で習った漢文は実は、中国では古典に当たります。ですから、文法や表現はかなり変わっています。日本語の『源氏物語』と現代小説とが大きく異なるのと同じです。ただ、文法構造には共通点が多く、東方と西方とを結びゆく歴史的変遷の中で、自然と東洋的、西洋的な構造が備わっていったのかもしれません−中国語は話しますが、あくまで私見ですから、中国語の専門家に笑われるかもしれませんが^^ 前に書いた変形生成文法理論での中国語の分析が難しいのもその辺に理由があるのかもしれません…。

 時代は21世紀。今、中国に世界のビジネスの注目が集まっていますが、アジアのさらなる発展によって、中国がどのような役割を果たしていくのでしょうか? 現代では共産圏とはなっていますが、やはり中華思想は残っているところがあり、韓国を兄弟、日本を子供のように扱っている人もいるらしいです。

 ことばの不思議と、歴史のミステリーは深いですね^^


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この記事のコメント
#3
中国語に関して、楽しく読みました。中国語じょうずになりたい!
2007-11-10 Sat 14:38 | URL | min #-[ 内容変更] | top↑
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