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千の風‐ことばとメロディライン
2007-12-06 Thu 23:46
昨年末から『千の風になって』が大ブームになっています。もともとイギリスで作詞されたものらしいです。歌詞のオリジナルはそのため、英語になっています。ただ、いろいろなバージョンがあるようです。

 この英語の詞を日本語に翻訳ならぬ、翻案して、日本語で歌いやすいようにアレンジされ、シンガーソングライター・新井満氏が作詞、作曲した曲です。

 泣けない人はあまりいないのではないでしょうか? メロディーがこころに訴え、歌詞がまた、こころを揺さぶりますね。世界各国で、戦死した友人や家族に向けて、読み上げられてきたようです。アメリカの9・11事件のときにも読み上げられたようです。翌々年か、機会があり、私も現地−グランドゼロ−に行ってきました。整備され、祈っておられる現地の方がおられました。それに曲をつけたのが、日本で今ブレイク中の『千の風になって』なのです。私も聞きましたが、いろいろ過去の辛いことなどが思い起こされ、感傷的になりますね^^

 今、世界各国で読み上げられた詩といいましたが、文学は国境を越えて、同じメッセージをこころに伝えるのですね。昨今、北野武監督の活躍で日本の映画も脚光を浴びていますが、ヨーロッパで興隆した文学、シェークスピアなど、見ると、国境を越えて何かを感じる人は多いですね。イギリスの詩人ジョン・キーツの詩などよいですね−。中世の社会性を風刺したナサニエル・ホーソーンの『緋文字』などは、当時のヨーロッパを知ることができる作品です。

 個人的な趣味が並びましたが、ことばは、本来気持ちを伝えるものでしょうが、日本のように高コンテキスト文化圏では、ことば以外に気持ちを伝えるムードがあります。このような例外は除き、ことば自体にはないのですが、ことばが連なることで、何か独自のイメージをかもし出し、人を感動させるのでしょう−まさしく千の風になって、人から人へ気持ちが飛んでいくのです。
 
ことばのマジックであり、神秘ですね。それを普遍文法などと科学的に分析しようとする学者もいますが、このような面もあわせて、研究が必要かもしれませんね^^


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